2025年6月12日~14日、横浜で開催された「第100回日本医療機器学会大会」にて パネルディスカッション、企業プレゼンテーションと展示を実施しました。
「第100回日本医療機器学会大会」にてパネルディスカッションを実施
テーマ:再製造単回使用医療機器(R-SUD)の診療報酬加算後の動向と未来像
日時: 2025年6月13日(金)10:30~11:55
場所:パシフィコ横浜 会議センター 第4会場
■座長:
一般財団法人松本記念財団 顧問/前東京女子医科大学教授 上塚 芳郎
■演者:
国立大学法人旭川医科大学 医事課 課長補佐 橋場 哲也
「R-SUDの本学の取り組み状況と診療報酬請求について」
国立研究開発法人国立循環器病研究センター 心臓血管内科部門 医長 和田 暢
「再製造単回使用医療機器(R-SUD)の実際と展望〜医師の立場から~」
厚生労働省 医薬局 医療機器審査管理課 再生医療等製品審査管理室 室長 冨田 耕太郎
「再製造単回使用医療機器制度の現在と今後について」
日本ストライカー株式会社 サステーナビリティソリューションズ
カントリーマネージャー 野中 寿太郎
「販売実績から考察するR-SUDの最新動向」
昨年2024年6月の診療報酬改定において、手術に特定保険医療材料のR-SUDを使用した場合の報酬加算が設定されてから1年が経過した。そこに注目し今回は、R-SUDに関して、行政による制度推進に向けた取り組み、医療現場での使用・収集の実例や病院経営へのインパクト、医療機器メーカーでの再製造品の承認・上市後の現状や米国市場との比較など、各ステークホルダーから直近の動向や課題を発表いただき、今後の更なるR-SUD普及に向けて多面的な視点でパネルディスカッションを実施した。会場からの質問もあり非常に盛況に終了した。
会場は、定員数が300席であり、午前中のセッションであったが、立ち見が出るほどの超満員であった。診療報酬加算後の関心の高さが伺えた。
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超満員の会場の様子 | 野中氏、橋場氏、和田氏、上塚氏、富田氏(左から) |
<企業プレゼンテーション>
「第100回日本医療機器学会大会」にて企業プレゼンテーションを実施
テーマ:再製造単回使用医療機器(R-SUD)の診療報酬加算後の動向と未来像
日時: 2025年6月14日(土)10:30〜11:00
場所:パシフィコ横浜 展示ホールA 企業プレゼン会場
プレゼンター:株式会社ホギメディカル (JRSA 企画広報委員会) 江嶋 敦
「再製造単回使用医療機器(R-SUD)について」
会場は、朝一セッションにも関わらず定員の42席はほぼ満席であった。再製造単回使用医療機器(R-SUD)の制度の概要をわかりやすく解説され、特に再製造品の製造工程に関してビデオを交えながらの紹介は、企業ならではのプレゼンであり、最後まで熱心に聴講頂けた。
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江嶋氏(ホギメディカル) | プレゼン中の会場の様子 |
<展示ブース>
R-SUD製品とカタログ、JRSAパネルとブローシャを展示したブースにも多くの方が来場され、単回医療機器の再製造に対して興味を示されており、展示スタッフが丁寧に説明を行った。
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展示ブースの様子 |